宇宙誕生の少し前から宇宙終焉の少し先までを数で表す論文

この宇宙を数で表すことは出来るのか。

第3-2節 論理回路の基本構成(LUT / FF)

3-2 論理回路の基本構成(LUT / FF)

FPGAは、無数の小さな論理回路ブロックの集合体として構成されています。
それぞれのブロックは、
LUT(Look-Up Table)
FF(フリップフロップ)
を中心に構成されています。

LUT(Look-Up Table)とは

LUTとは、入力信号の組み合わせに対する出力を
あらかじめ表として保持する回路です。
論理式を逐次計算するのではなく、
入力値をアドレスとしてメモリを参照することで、
即座に出力が得られます。


入力(A,B,C) → アドレス → 出力
000 → 0
001 → 1
010 → 0
011 → 1
100 → 1
101 → 0
110 → 1
111 → 0


この仕組みにより、AND、OR、XOR といった基本論理回路だけでなく、
任意の組み合わせ論理を柔軟に実装できます。

フリップフロップ(FF)とは

フリップフロップは、
クロック信号に同期して状態を保持する回路です。
1ビットの記憶素子として動作し、
回路に「時間」の概念を導入します。

  • 状態を保持する
  • 処理を段階的に進める
  • パイプライン構造を構成する

LUTとFFの関係

FPGAでは、
LUTで演算を行い、FFで結果を保持する
という構成が基本単位になります。


入力信号
   ↓
+-------+
|  LUT  |  ← 組み合わせ論理
+-------+
    ↓
+-------+
|  FF   |  ← クロック同期
+-------+
    ↓
出力信号


この構造を大量に並べることで、
FPGAは高度な並列処理や専用回路を実現します。