宇宙誕生の少し前から宇宙終焉の少し先までを数で表す論文

この宇宙を数で表すことは出来るのか。

第2-7節 GPUの応用分野


第2章 GPUの仕組み

第2-7節 GPUの応用分野

GPUはもともと
画像描画専用のプロセッサ
として設計されましたが、
現在では幅広い分野で利用されています。

3Dグラフィックス・映像処理

GPUの原点とも言える分野です。

  • ゲームのリアルタイム描画
  • 映画・CG制作
  • 映像のエンコード・デコード

大量のピクセルやポリゴンを
並列に処理できる点が強みです。

画像処理・信号処理

GPUは、

  • フィルタ処理
  • 畳み込み演算
  • エッジ検出

といった
同じ計算を繰り返す処理
に非常に適しています。

科学技術計算

GPUは
高い演算性能と電力効率から、

  • 物理シミュレーション
  • 気象予測
  • 流体解析

などの分野で活躍しています。

スーパーコンピュータでも、
CPUとGPUの併用が一般的になっています。

機械学習・AI

近年、
GPUの最も重要な応用分野の一つが
機械学習・AIです。

  • ニューラルネットワークの学習
  • 推論処理
  • 大規模行列演算

これらは
GPUの並列演算能力と
非常に相性が良い処理です。

データ分析・金融分野

GPUは、

  • 大量データの統計処理
  • リスクシミュレーション
  • 高速な数値計算

にも利用されています。

短時間で多数の試行を行える点が
強みです。

組み込み・エッジ分野

近年では、

  • 自動運転
  • ロボット制御
  • 画像認識カメラ

など、
組み込み機器でも
GPUが使われるようになっています。

GPUが向かない処理

一方で、
GPUが不得意な処理もあります。

  • 分岐が多い処理
  • 処理順序が重要な処理
  • 少量データの制御処理

これらはCPUの方が適しています。

設計上のまとめ

GPUは、

  • 同じ処理を大量データに適用する
  • 高い並列性を活かす

ことで真価を発揮します。

CPUとGPUを
適材適所で使い分ける
ことが、
現代のシステム設計では重要です。


これで第2章「GPUの仕組み」は完了です。


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