宇宙誕生の少し前から宇宙終焉の少し先までを数で表す論文

この宇宙を数で表すことは出来るのか。

第3-6節 CPU・GPU・FPGAの違い

3-6 CPU・GPU・FPGAの違い

CPU、GPU、FPGAは、
いずれも演算処理を行う装置ですが、
設計思想と得意分野
は大きく異なります。

CPU(Central Processing Unit)

CPUは、
汎用的な逐次処理
を得意とするプロセッサです。

  • 複雑な制御処理に強い
  • 分岐や例外処理が得意
  • プログラム変更が容易

一方で、
同じ処理を大量に並列実行する用途では、
効率が下がります。

GPU(Graphics Processing Unit)

GPUは、
同一処理の大量並列実行
に特化したプロセッサです。

  • 画像処理・行列演算に強い
  • 数百〜数千の演算器を内蔵
  • データ並列に最適

ただし、
分岐が多い処理や、
細かな制御には不向きです。

FPGA(Field Programmable Gate Array)

FPGAは、
回路構造そのものを構成できる
点が最大の特徴です。

  • 完全な並列処理が可能
  • 遅延をクロック単位で制御可能
  • 専用回路に近い性能

その代わり、
設計や検証には高度な知識が必要になります。

処理モデルの違い

  • CPU:命令を順番に実行
  • GPU:同じ命令を大量データに適用
  • FPGA:信号が回路を流れる

FPGAでは、
「プログラムが流れる」のではなく、
データが物理回路を通過
します。

使い分けの指針

  • 制御中心・柔軟性重視 → CPU
  • 大量演算・数値処理 → GPU
  • 低遅延・専用処理 → FPGA

これらは競合ではなく、
補完関係
にあります。